これは先月末の出来事ですが、直後に公開すると、カメラマンが殺到し、大騒ぎになる恐れがありましたので、公開を自主規制していました。しかし、この数日後に撮影をされた方が、所属するサークルでこの情報を公開してしまいましたので、私が自主規制する理由が無くなりました。 ２０１０年１０月２９日の午前７時３７分、湖畔で別の鳥を待っていると、遠方に大型鳥が飛んでいました。８００ミリの望遠レンズ越しに覗くと、ツルであることは直ぐに判りましたが、あまり詳しくないので、この時期になると飛来する種なのかな？　位に思って、とりあえず数枚の写真を撮るに留めました。着地した場所も確認していたのですが、珍しい鳥という認識が無かった為、追いかけませんでした（苦笑）。 その後、種を調べましたが、自分だけでは特定できず、同日の午後、専門家に鑑定を依頼すると、クロヅルとのこと。それも、この地への飛来が確認されたのは極めて珍しいそうで、もしかすると初めての確認かも？（大汗）。その後、１１月１日と２日の両日、同地区にて別の数名の方が撮影に成功しているようですが、以降、確認されておらず、既に当地は飛び立ったものと思われます。 日本では、鹿児島県出水平野に毎年数羽が越冬の為に飛来する程度だそうです。 撮影日時： 2010年10月29日 午前7時37分 撮影場所： 千葉県我孫子市内 使用機材： EOS 7D + EF 400mm F2.8L IS USM + 2.0xII (800mm F5.6相当）